公開株殺人事件 (徳間文庫) 価格: 571円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 モリオ精機元社長の原田がシンナー中毒によって殺された。現金が入った財布が現場からなくなっており、物取りの犯行かと思われた。しかし、捜査を進めていくうちに、被害者が急騰したモリオ精機の公開株を所持してることが判明。その資産価値は、なんと99億円…。しかも、その株の現物が被害者の周りからは出てこない。捜査はその線からも洗われることとなった。 一体、高額のモリオ精機株はどこにあるのか…。被害者を殺害した犯人は? そして、公開株の背後に潜む隠謀の正体とは!? |
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怒りの回路 (光文社文庫) 価格: 600円 レビュー評価:3.0 レビュー数:2 私の頭では、卸からメーカーにダンピングを仕掛けて成功する、なんてどうやっても考えられない。無茶苦茶、まるで江戸川乱歩を読んでいるよう。普通、死にますよね。 一番面白かったのは、ディストリビュータとの価格交渉のシーン。あぁ、どこの業界でもこんなもんなんだな?、と思った。あえて高望みするならば、もう少し消費者の反応とか、消費者と接するなかでどう考え方や行動が変わっていったかなど詳細な描写が欲しかった。 |