小説兜町 (角川文庫 緑 463-25) 価格: 571円 レビュー評価:2.0 レビュー数:1 主人公山鹿剃司は、興行証券社長にして、恩人の大戸の命で、 証券界に復帰し、信託売買から卓越した相場観のしあがっていく。 この本は実在する人物や会社をモデルに描かれており、 相場の動きやその原因、現在(執筆当時)の相場の問題点 などが読み取れる。 |
虚業集団 (角川文庫 緑 463-9) 価格: 509円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 そのきっかけは、里見のボンボン重役が 自社株を担保に、高金利のお金を借りようと、主人公たち 悪の集団に持ち込んだことから。 ボンボン重役はそのお金で、愛人に、銀座でバーを開業させてやろうと 思っていたのね。何たるバカ! これをきっかけに主人公たちは、株を買い占めて操作し 手形を集め、反社長派を唆し(そそのかし)て、 その会社の含み資産を食い潰していく。 手形の知識をつけるために読んでみるのもいいでしょう。 初期のころの清水一行先生の情熱が、注が |
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