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学園 懲罰委員会 (ラピス文庫) 価格: 580円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 懲罰委員なんて、ちょっとドキドキな響き。 きっとやさしく「おしおき」されちゃうんだろうな…と想像するとおり。 満足できる作品だと思います。 一般生徒には秘密の懲罰委員会の委員長でありアコガレの先輩に、 「学園の風紀を乱した罪」でおしおきされてしまう。 「可愛い」ってだけで『罪』に問われるのではたまったものではないですね。 |
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ドラゴンの角―遠征王と片翼の女王 (角川ビーンズ文庫) 価格: 480円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 シリーズ第3巻です。ますますヘビーで目が放せない展開になってきた と思いました。 今回は、前巻に引き続いての宮廷陰謀物という展開です。 主人公オリエの過去もますます鮮明になっていきます。 幼すぎた結婚、破綻していた家族、そして王家の出生の秘密…。 この巻で、ようやく謎の全貌が大体明らかになってくる感じです。 「血」に憧れと自己陶酔を抱く者、それを嫌悪する者、それぞれの 葛藤が見られます。 「血」を持つがゆえに狂ってしまった歯車が見えてきます。 そして、オリエの過去に深く関わる人物が動き出します。 物語の鍵を握る重要な巻だと思います。 |
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王子様(プリンス)に気をつけろ! (パレット文庫) 価格: 490円 レビュー評価:2.0 レビュー数:1 今ひとつ、のめりこめない話でした。三分の一ほどでもう先が見えてしまった感があります。
王子様と、貧乏な美少年、皐月との恋。二人は幼い頃出会い、幼い愛を誓い別れる。王子はそれを覚えていて、皐月はすっかりそれを忘れていた。終版、キーワードの品物がいきなり出てくるのですが、本当にいきなりで、そんな物があったことをそれまで一切匂わせていません。皐月の出生の秘密も、きっとこうだろうな・・・というところにみごとにはまって終わっていますし、なにもかも、こんなところだよね・・・という感じの収まり方です。
二人の最初の出合い方にしてもちょっと無理を感じます。
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CHURCH 価格: 3,059円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 今年(2009年)他界された川村カオリさんのアルバム。ご存じの通り、彼女はモスクワ出身の帰国子女。
そして本作は彼女の祖国であるソ連崩壊、ベルリンの壁崩壊まもない頃の作品である。
本作には素朴だが、島国育ちの日本人では書けない詞がいっぱいだ。「僕達の国境線」はその最たる物。いったい私たちは他国と陸続きのソ連やドイツなどと違って国境線を意識することはずない。
そしてそんな大人の事情で引かれた国境線を越えることがほかならぬ願いであっても、文字通り命懸けであり、夢物語みたいなこともさりげなくこの歌に集約されている。
そんな素朴なアルバ |
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夜明けの歌〜私の青春の歌 価格: 3,059円 レビュー評価:2.0 レビュー数:1 1994年録音。CDのライナーノートでご本人が書かれとるように、クラシックで名を成したご本人が青春を振り返り、若き日に聴き、友と歌った「うた」を歌おうとして居られます。
こうした郷愁は、こうした多くの人が知っている曲のいわば「カバー盤」にはプラスにもマイナスにもなる。クラシックは好きですけども、オペラや歌曲は好きになれん(日本人の多い。言葉のギャップもあるんかいな?)ワテには、これらの曲のうち、フォーク系のものは山本潤子さんや白鳥英美子さんのいわば「解釈」に余りに慣れておりますから、本盤には共感でけんかったです。「誰もいない海」「この広い野原いっぱい」「若者たち」「 |
ソプラニスタ(初回限定盤) 価格: 3,200円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:6 女性の声域で歌う男性歌手は、存在の本質がそうあらしめるのか、たいがい演劇的な音楽性を持っている。岡本知高もまた例にもれない。そして、彼の場合はその度合いがはなはだしいのである。映画の演技と舞台の演技では、後者の方が何事によらず誇張されたものになるというが、岡本は明らかに舞台俳優のタイプだ。メリハリがはっきりとし、節回しが大振りである。ここぞとなれば押しの一手だ。となれば、彼に合ったレパートリーというものが、ある程度見えてくる。 この2枚組アルバムの1枚目にあたるクラシック編でいえば、ヘンデルの「私を泣かせてください」のように曲想が豊かなもの、カタラーニの「さようなら、ふるさと |
あの素晴らしい愛をもう一度 価格: 1,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 バス旅行には歌詞集が必須だった。
みんなで歌う歌といえば、戦争を知らないこともたちから、あの素晴らしい愛をもう一度が定番だ。
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